ゴルフのハンディキャップの決め方って、気になりますよね。 公式ハンディキャップなのか、ゴルフコンペで使う新ペリア方式なのかで、計算方法も考え方もガラッと変わります。
しかも、ハンディキャップの種類と違いを知らないまま進めると、コースハンディキャップへの換算や、ハンディキャップ上限の扱いで「あれ、これで合ってる?」となりがちです。 初心者ほどここでつまずきやすいかなと思います。
この記事では、JGAやWHSの基本に触れつつ、スコアディファレンシャルやネットスコアの考え方、当日決めるペリア方式・新新ペリア・新ペリア方式のポイントまで、あなたが迷わない順番でまとめます。 最終的な判断は公式サイトや主催者ルールの確認が安心です。
- 公式ハンディキャップの仕組みと決め方の流れ
- コースハンディキャップへの換算の考え方
- 新ペリア・ペリア・新新ペリアの計算と使い分け
- 上限や同ネット時など運営で揉めない決め方
ゴルフハンディキャップの決め方を理解する基礎知識
まずは「何を目的に、どの方式で決めるのか」を整理します。 公式の数字を持つのか、コンペ当日に決めるのかで、準備も計算も変わるので、ここを押さえるだけで迷いがかなり減ります。 ここが曖昧だと、あとで新ペリアの話を聞いても、公式の話を読んでも、頭の中で混ざってしまうんですよね。
ゴルフハンディキャップの意味と役割
そもそも「公平に遊ぶための仕組み」
ハンディキャップは、ざっくり言うと技量の差を調整して、同じ土俵で勝負できるようにする仕組みです。 上手い人がいつも勝つ、初心者はいつも最下位、って状態が続くと、ラウンドが一気につまらなくなりがちですよね。 そこで登場するのが、グロス(実打数)からハンディ分を引いたネットスコアという考え方です。 ネットで比べれば、スコアの良し悪しだけじゃなく「その人の実力に対してどれだけ良く回れたか」を評価しやすくなります。
私がよく言うのは、ハンディキャップは「オマケ」じゃなくて、実力差があるメンバー同士でも勝負を成立させるルールだということです。 たとえば、Aさんが毎回80台、あなたが100前後でも、ネット勝負なら十分に勝ち目が出ます。 これがあるから、メンバーが固定のサークルや社内コンペでも、盛り上がりが維持しやすいんですよ。
「ネットスコア」と「競技性」の距離感
ただ、ネットスコアを使うときは、競技性の設計が重要です。 ネットは公平に見える一方で、ハンディが大きい人が一回ハマると上位に来やすい、いわゆる“波が出る”面もあります。 だからこそ、公式ハンディキャップのように統一ルールで管理された数字を使うのか、コンペなら新ペリアのように当日算出で運の要素も楽しむのか、ここを目的に合わせて選ぶのがコツです。
私が考えるハンディの役割
- 実力差がある相手とも勝負が成立する
- 「上達の指標」になって練習のモチベが上がる
- コンペ運営で順位付けがスムーズになる
ハンディを使ったゲーム感覚の公平性については、サイト内の記事も参考になります(考え方を掴むのに便利です)。
メモ:順位を「グロス」で決めるのか「ネット」で決めるのかは、要項で先に固定しておくのが安全です。 ここが当日ブレると、だいたい空気が悪くなります。
ゴルフハンディキャップの種類と違い
公式(オフィシャル)と略式(プライベート)の二刀流
ゴルフのハンディキャップは大きく分けて、公式(オフィシャル)と略式(プライベート)の2系統で考えるとスッキリします。 ここ、気になりますよね。なぜなら「ハンディキャップって一つじゃないの?」と思いやすいからです。
公式は、世界的に統一された考え方(WHS)に沿って管理される数値で、あなたの「潜在的な実力」を示す指標として機能します。 ゴルフ場や団体の仕組みの中で運用され、スコア提出のルールや、コースの難易度(レーティング)が前提にあります。 だから、同じ“90”でも、難しいコースで出した90と易しいコースで出した90を、一定の考え方で調整して扱えるんです。
一方の略式は、主にゴルフコンペで当日順位を決めるための便利な仕組みで、新ペリア方式などが代表です。 参加者の実力がわからない・公式インデックスを持っていない人が混ざる、そんな場面でも、当日スコアから“それっぽいハンデ”を作って勝負を成立させます。 ここは良い意味で「エンタメ要素」も入ります。
迷ったらこれで判断
- 公式戦・継続的な実力指標が欲しい → 公式ハンディキャップ
- メンバーの実力がバラバラ・その日だけ公平にしたい → 新ペリア等の略式
混ぜて使うと事故るポイント
ここで一つだけ注意です。 公式のハンディキャップインデックスを持っている人が、コンペで新ペリアを使うこと自体は普通にあります。 ただし、「今回は公式でネット勝負」「今回は新ペリアでネット勝負」を混ぜて運営すると、参加者の納得感がズレることがあります。 たとえば、公式は“実力寄り”、新ペリアは“運も混ざる”。 この違いを主催者が理解して、最初に説明しておくとトラブルが減ります。
注意:「前回は新ペリアだったから今回も同じだよね?」みたいな思い込みが起きやすいです。 方式は毎回、要項に書くのが安心です。
公式ハンディキャップの計算方法
平均スコアではなく「潜在能力」を見に行く
公式ハンディキャップ(ハンディキャップインデックス)は、単純な平均スコアではなく、コースの難易度を加味したスコアディファレンシャルを材料にして作ります。 これが最大のポイントです。 つまり、「いつもどれくらいで回るか」より、良いラウンドが出た時にどれくらいの力があるかを数字化するイメージに近いです。
計算の土台:コースの難易度(レーティング)
公式の計算で必ず出てくるのが、コースレーティングとスロープレーティングです。 これがあることで、コースの難易度差をある程度揃えて比較できます。 たとえば、同じ「95」でも、難しいコースで出した95のほうが“価値”が高い場合があるわけです。 だから、スコアディファレンシャルという形で調整してから、インデックスを作ります。
ざっくりの流れ(イメージ)
細かい端数や採用枚数のルールは団体の運用に従うとして、考え方はこうです。
- ラウンドごとにスコアディファレンシャルを作る(コースレーティングやスロープレーティングを使う)
- 一定数のラウンドから「良い方の成績」を採用して平均する
- 登録が進むほど、より実力に近い値になっていく
私の感覚:インデックスは「普段の平均スコア」より少し良い数字になりやすいです。 だからこそ“目標”として使いやすいんですよ。
注意:計算の細部(採用ラウンド数、端数処理、当日のコンディション調整など)は運用で変わる場合があります。 正確な取り扱いは公式情報の確認が安心です。
コースハンディキャップの換算式(113を使う式)など、一次情報としてはJGAの説明がわかりやすいです。 (出典:JGA「ハンディキャップの使い方」)
ゴルフハンディキャップを初心者が決める流れ
初心者が最短で迷わない順番
初心者がハンディキャップを「決める」ときに一番ラクなのは、まずスコアをきちんと残せる状態を作ることです。 これ、地味なんですけど超重要です。スコアが曖昧だと、どんな方式を使ってもハンディがブレますし、本人も「自分って今どれくらい?」がわからなくなります。
私のおすすめの順番はこんな感じです。 ポイントは、いきなり難しい計算を覚えるより、運用に乗せてしまうことです。
- まずは18ホールのスコアを「正確に」付ける(打数の数え方を含む)
- コンペ中心なら新ペリア等で当日ハンデを体験して慣れる
- 継続的に競技したいなら、公式インデックス取得のルートを検討する
スコアの精度が上がると、ハンデの納得感も上がる
初心者のうちは、OBやペナルティ、パット数、拾い上げなどでスコアが崩れやすいですよね。 だからこそ「ルール通りに数える」ことが大切です。 少しずつでOKなので、1ラウンドの中で“自分のスコアが説明できる状態”を目指すのが良いかなと思います。 これができると、公式でも略式でも、数字があなたの味方になります。
初心者がつまずきがちなポイント
- OBやペナルティの数え方が曖昧
- OKパットが多くてスコアが正確じゃない
- 打数制限(ダブルパーカット等)の有無を知らない
スコアの付け方が不安なら、サイト内の基礎記事が役立ちます。
ゴルフコンペで使うハンディキャップ
当日算出の「プライベートハンデ」は現場向き
コンペでよく使われるのは、当日のスコアから算出するプライベートハンディキャップです。 代表が新ペリア(ダブルペリア)で、隠しホールを使ってハンデを作るので、実力がわからないメンバーでも順位を付けやすいのがメリットです。 特に社内や友人グループだと、公式インデックスを持っていない人も普通にいますよね。 そういうとき、プライベートハンデはかなり助かります。
コンペの目的で「公平さの設計」が変わる
ただし、プライベートハンデは万能ではありません。 運の要素が入る分、上手い人がいつも勝つとは限らないですし、逆に初心者が一回ハマって上位に来ることもあります。 私はここが“コンペらしさ”だと思っていて、目的が親睦ならむしろ歓迎です。 ですが、競技性を高めたいなら、後半で話す上限設定や打数制限とセットで運用するのが大事です。
豆知識:参加者の「レベル差」が大きいほど、方式と上限設定で体感の公平さが変わります。 幹事はここを押さえると強いです。
コンペは「楽しさ」と「公平さ」のバランスが大事です。 私は、メンバーの腕前が幅広いほど、上限設定や打数制限も含めてルールをセットで決めるのがベストだと思います。
ゴルフハンディキャップの決め方と実践ルール
ここからは実務編です。 新ペリア・ペリアなどの計算、上限や同ネット時の扱いまで、コンペ幹事目線で「揉めない決め方」をまとめます。 コンペのローカルルールは最終的に主催者の決定が優先なので、要項への明記が大前提です。 ここを丁寧にやるだけで、当日の空気がかなり良くなりますよ。
新ペリア方式のハンディキャップ決め方
新ペリアは「隠しホール12」が基本
新ペリア方式(ダブルペリア方式)は、18ホール中12ホールを隠しホールとして、そのスコアからハンディキャップを算出します。 隠しホールが多いので、ペリアより運のブレがやや小さく、中級者以上の実力も出やすいです。 コンペの主流になっているのは、まさにこの「運と実力のバランス」が扱いやすいからだと思います。
計算式より先に「運用」を決めるのがコツ
新ペリアって、計算式を丸暗記しようとしがちなんですが、私のおすすめは逆で、先に運用を決めることです。 つまり、打数制限をどうするか、上限はどうするか、端数は四捨五入か切り捨てか、このあたりを要項に書く。 ここが決まっていれば、計算はツールや表でどうにでもなります。
新ペリアの代表的な考え方
- 隠し12ホールの合計打数を18ホール換算する
- 基準打数(例:72)との差からハンデを作る
- 係数(例:0.8)で過大になりすぎないよう調整する
隠しホールの作り方で「納得感」が変わる
隠しホールの配分(パー3・4・5のバランス)も、運営側の腕の見せどころです。 実力差が大きいときほど、ホール配分が偏ると順位が荒れやすいので注意したいところです。 私が幹事なら、アウト・インでバランスよく、パーの合計が偏りすぎないように組みます。 参加者が「まあそうなるよね」と思える設計にすると、結果発表が盛り上がります。
注意:隠しホールが極端に難しいホールに偏ると、初心者のハンデが跳ねやすくなって順位が荒れがちです。 目的に合わせて設計するのが大事です。
ペリア方式と新新ペリアの違い
隠しホールの数=運の強さ、と思うと理解しやすい
ペリア方式は隠しホールが6ホールと少ないため、当たり外れの影響が強くなります。 初心者が多い親睦コンペでは盛り上がりますが、競技性を求めると「運ゲー感」が出やすいです。 逆に言えば、番狂わせを起こしたい、上位常連をたまには崩したい、という空気ならペリアはアリです。
その中間が新新ペリアで、隠しホールが9ホール。 運と実力のバランスが取りやすく、私は「メンバーの実力が読めないけど、完全運ゲーにはしたくない」みたいな時に使いやすいと感じます。 新ペリアほど“実力寄り”にしないぶん、誰にでもチャンスが残ります。
方式の選び方(私のおすすめ)
- 親睦・ワイワイ:ペリア寄りでもOK
- バランス型:新新ペリアが扱いやすい
- 実力勝負もしたい:新ペリアが無難
| 方式 | 隠しホール | 運の要素 | 空気感 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|---|
| ペリア | 6 | 強い | 一発逆転が起きる | 初心者多め・番狂わせ重視 |
| 新新ペリア | 9 | 中くらい | 運と実力が半々 | バランス重視のコンペ |
| 新ペリア | 12 | 比較的弱い | 実力が出やすい | 中上級者も多いコンペ |
実は「参加者の属性」で最適解が変わる
方式の選択は、参加者の属性で最適解が変わります。 たとえば、全員が100前後なら新ペリアでも十分に運が入ります。 でも、70台が混ざるなら、新ペリア+上限設定のほうが納得感が出やすいです。 私は、事前に「みんなの普段のスコア帯」をざっくり聞けるなら聞いて、その情報を元に方式を選びます。 ここをやるだけで、結果発表の“荒れ”が減ります。
ゴルフハンディキャップ上限の考え方
上限は「荒れ防止」のストッパー
略式ハンディキャップでよく起きるのが、極端なハンデが出てしまって順位が崩れる問題です。 これを抑えるのがハンディキャップ上限で、たとえば上限を「36」「40」などに設定することが多いです(あくまで一般的な目安です)。
ここ、気になりますよね。 上限を付けると「初心者に不利にならない?」って心配が出ます。 でも逆に、上限が無いと、あるホールの大叩きがハンデに反映されすぎて、ネットが極端に良くなりすぎることがあります。 そうなると、上位常連が「頑張っても勝てない」と感じるケースも出ます。 だから上限は、参加者全員の納得感を取るための調整なんです。
私が上限を決めるときの考え方
私が上限を決めるときは、参加者の構成で考えます。 数字は“絶対”じゃなく、あくまで目安として使います。
- 初心者が多い:上限を高め(例:40〜50)or 上限なしで様子見
- 競技性重視:上限を低め(例:18〜24)で実力勝負寄り
- 混在:上限36前後+打数制限で暴れを抑える
注意:上限を低くしすぎると初心者の救済が弱くなり、モチベーションが下がることがあります。 目的(親睦重視か競技重視か)を優先して決めるのが安全です。
上限を決めたら「明文化」がすべて
上限は、当日急に言い出すと揉めます。 なので、要項に明記して、できれば募集の段階で共有しておくのが一番です。 私は幹事のとき、参加者に送る案内文の中に「ハンディ上限◯◯」「打数制限◯◯」を必ず書きます。 これだけで、当日“説明タイム”が減って、進行がスムーズになります。
同ネット時の順位決定ルール
同ネットは必ず起きる、だから先に決める
ネットスコアが同じになったときの順位決めは、事前に決めておかないと揉めやすいです。 特に新ペリア系は、ハンデが似通うと同ネットが出やすいんですよね。 「同じならジャンケンで」みたいなノリでも良い場面はありますが、景品が絡むと話が変わるので注意です。
よく使われる順位決定のパターン
- ハンディキャップ優先:ハンデが少ない人を上位にする
- マッチング・スコアカード方式:後半9ホール→後半6ホール…で比較
- カウントバック方式:18番から遡って比較
- 年齢優先:親睦コンペで採用されることがある
私のおすすめは「後半比較」
私の感覚だと、競技性を残すなら「後半比較(マッチング)」が納得されやすいです。 理由はシンプルで、「最後まで崩れずにまとめた人」を評価できるからです。 逆に親睦メインなら、シンプルなルールのほうが当日の運営が楽です。 ハンディ優先もわかりやすいですが、上位者が固定化しやすい面があるので、コンペの目的と空気感で選ぶのが良いかなと思います。
幹事目線のコツ:同ネットの決め方は、要項に1行書くだけで揉めにくくなります。 「同ネット時はマッチング方式」みたいに。
ゴルフハンディキャップの決め方まとめ
結局は「目的」と「運用の明文化」
ゴルフハンディキャップの決め方は、「公式で継続的に実力を管理する」のか、「コンペ当日に公平に順位付けする」のかで、選ぶべき方法が変わります。 あなたの目的に合わせて、公式ハンディキャップ(ハンディキャップインデックス)か、新ペリア方式などの略式を選べばOKです。 ここを割り切れると、悩みが一気に減りますよ。
最後に押さえるポイント
- 公式:スコアディファレンシャルを基に、実力の指標として運用
- 略式:新ペリア・ペリア・新新ペリアを参加者に合わせて選ぶ
- 運営:ハンディキャップ上限、同ネット時の順位決定を要項に明記
「絶対の正解」はないから、確認先を持つ
ただ、ハンディキャップは運用ルール(端数処理、上限、打数制限、適用範囲など)で結果が変わることがあります。 だから、正確な情報は公式サイトや主催者の競技要項をご確認ください。 不安がある場合は、ゴルフ場・クラブ、または競技委員など専門家に相談して最終判断するのが安心です。
ローカルルールを使うなら「事前周知」が最強
コンペでローカルルールを採用する場合は、事前周知がトラブル防止に直結します。 私の経験上、揉める原因の多くは「知らなかった」「聞いてない」です。 だから、要項に書く、受付で一言伝える、表彰式前に再確認する。 この3点をやるだけで、かなり平和になります。
ルールの扱い方の考え方は、サイト内のローカルルール解説も参考になります。








